ぺらいち君のイマイチ人生

~東京ドームから徒歩5分~

ぺらいち君のイマイチ人生~東京ドームから徒歩5分~

ぺらいちさんのおかげ

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バイト先で大学生たちが話している。

「やっぱり最初に教わる人って大事よね~」

「マルオ、おまえ誰だった?」

「いや~ワシ、ここでのこと、
 ほとんど全部ぺらいちさんに
 教えてもろうたようなもんよ。
 ホント、今のワシがあるのは、
 ぺらいちさんのおかげじゃわ」

 

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マルオ、嬉しいこと言ってくれるな~
確かに同じ広島出身ということで、
特別扱いしたのは間違いない。
マルオとは、ほとんど
同時期に働き始めたのだが、
俺は他の飲食店でも経験があったので、
マルオの教育係として、
皿の洗い方から、料理の作り方、
時には仕事の心構えみたいなものまで、
偉そうに教えていった。
時には厳しく言うこともあったのに、
マルオは人懐っこく、
素直に言われたことを
どんどん吸収していった。
客観的に見ても、1年生の中では
とびぬけて仕事ができるようになった。
今では店長からも重宝がられていて、
教えた自分としては、ちょっと鼻が高い。

しかし、今日、
そのマルオが来ていない。
シフトには入っているのに。
出勤時間からもう15分ほど経っている。

それから30分後、

「すいませんっ!遅うなりましたっ!」

マルオが息を切らして
小走りで店に入ってくる。
そこで店長がすかさず、
マルオに声をかける。

「おいおい、マルオまた遅刻か~!!?」

「はい!ぺらいちさんに教わりました!」


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確かに・・・俺も遅刻常習犯だけど・・・
そこは見習わなくていい!