ぺらいち君のイマイチ人生

~東京ドームから徒歩5分~

ぺらいち君のイマイチ人生~東京ドームから徒歩5分~

オゴリなら

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♪めぇぇぇ~ぐるぅ~めぐる~
 季節のなかでぇぇ~・・・

昨日、大家さんと散々、
松山千春の「季節の中で」を
歌ったから、頭から離れず、
思わず口ずさむ。

「なに歌ってんねん」

うわ、ヒロセ、いつの間に。

「ん?松山千春・・・」

演劇フリーターのヒロセは、
舞台があるとかで、
しばらくバイトに入っていなかった。

すると、ヒロセも
バカでかい声で歌いだす。

「♪果てぇぇ~しぃぃ~なぃぃぃ
 大~空~とぉ~~!!」


おっ、『大空と大地の中で』。
でも20代半ばのヒロセでも知ってるんだ。
やっぱり名曲は残るんだな・・・・
しかも、さすが俳優を
目指すだけあって、中々うまい。
声デカすぎて、うるさいけど。

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「おまえ、よう知っとるの~」

「当たり前やろ!でもなんで千春?」

「いや、昨日、カラオケ行ったんよ」

「え?一人カラオケ?!
 さみしいやっちゃなぁ~~」

「いや2人」

「えーー!!誰と?
 まさか、ついに彼女?!」

くそ・・・
コイツはカワイイ彼女がいるからって・・・
俺なんて・・・
この前フラれたばっかだよ・・・

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「いや・・・大家さんと」

「えええ!???
 なんやねんそれ!!
 めっちゃウケるやん!!」

「いや、大変なんじゃけ」

「でもそれ、なんのメリットあんねん?!」

「メリット・・・
 まぁ、めしオゴってもらえるかな」

「マジ?!!!!行きたい!!!」

「は?」

「オレ、バイト全然入れへんかったから、
 今月キッツいねん。
 めしオゴってもらえるなら、オレも行かせてや!
 発声練習にもなるし!!!」

「え??おまえ、全然関係ないじゃろ・・・」

・・・待てよ。

さすがに俺も週一はキツイし、
ここはヒロセに・・・
歌上手いし。

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「よしっ、分かった。

 じゃぁ今度、聞いてみるわ」

「ホンマに!??ヨロシュウ!!!!」

ヒロセは腕を振りながら、
テンション高く去っていく。

「U!S!A!!U!S!A!!!

テンションたけーなぁ・・・
でも、たぶん大家さん、
その歌、知らんと思うぞ・・・

まぁ、いいか。