ぺらいち君のイマイチ人生

~東京ドームから徒歩5分~

ぺらいち君のイマイチ人生~東京ドームから徒歩5分~

つかめない・・・

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一昨日の大家さん宅の、鍋パ。

大家さん監督の元、
俺は野菜を切る係、
サヨちゃんは買い物係。

俺が野菜を切っていると、
買い物からサヨちゃんが帰ってくる。

「私もなにかお手伝いできることが
 あるでしょうか?」

「じゃぁ、買ってきたネギ切ってくれる?」

「承知しました」

サヨちゃんは包丁を持ち、
ネギを切ろうとするが、
かなりぎこちない・・・

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「・・・大丈夫?包丁使ったことある?」

「いえ・・・
 私は料理をしたことがありませんので・・・」

「え~???マジで???
 まぁ、寮は食事出るか・・・」

「そうですね」

「実家でもしなかったんだ?」

「はい。いつもお手伝いさんに
 作って頂いていたので」

「マ、マジですか・・・」

お手伝いさん・・・
どんだけ金持ちなんだ・・・。
タクマ・・・
この子で大丈夫なのか・・・?

俺が野菜を切る間、サヨちゃんは、
何をするでもなく、
俺の横で野菜を眺めている。
俺、やっぱこの子、苦手だなぁ・・・

一通り、鍋の具材を切り終え、
酒や砂糖、ダシダなどの調味料で
味付けした鍋のところに持っていくと、
大家さんが待ってましたとばかりに、
手を叩く。

「よーし!いいね!いいね!」

完成したキムチ鍋囲んで
三人で合掌。

「いただきま~す!!!うおっ」

辛~~~~いっ!!!
大家さん・・・
コチュジャンめっちゃ入れたな・・・
でもこの辛さがっ、クセになるっ!
俺は、汗をダラダラと流しながら、
キムチ鍋の豚肉を頬張る。

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サヨちゃんはと言うと・・・
上品にキムチ鍋を器によそったかと思うと、
ものすごい勢いでモリモリと食べている。

え?意外・・・。

「か、辛くないの?」

「わたくしは、
 もう少し辛くても大丈夫です」

「そ、そうなんだ・・・」

フゥ~~~
お腹いっぱいだぁ~~。
俺と大家さんが箸を置いても、
サヨちゃんはまだ食べている。

「この残り、
 頂いてもよろしいでしょうか?」

「え?どうぞどうぞ・・・」

うーん…つかめない・・・
やっぱりサヨちゃん、苦手だ俺・・・。